自己破産についてのQ&A

注意点について

Qオーバーローンの新基準を使わない方法はありませんか?

A任意売却という手段もあります。

オーバーローンの新基準に当てはまらない場合、基本的には管財事件になると考えられ、破産管財人によって競売か売却を行い、銀行などの抵当権者に分配することになります。

しかし、現実には、ローンの残額を埋め合わせることができるほどの高額な競売が行われるということは、やはり稀と言えそうです。
当相談室で伺う事例でも、不動産によっては、一般の取引で任意に売却する(任意売却)方が、たとえローンの残債が出ても、時間もかかり、本当に競落されるかどうか分からない競売よりも、売却額の面で上回る場合があり、債権回収の面で若干でも有利なケースもあります。

また、新基準に当てはまり、同時廃止なれば、結局、抵当権者は、競売か任意売却を経て、債権回収にあたることになります。

これらの事情から、銀行などの抵当権者も、最初から任意売却に応じることもあります。

残債が残りそうな場合、破産を前提に任意売却を行い、残債を確定して自己破産を申請すれば、他に目ぼしい財産がなければ管財事件にはならず、同時廃止が受けやすくなる(※担保権がある家や自動車の場合、売却しても偏頗弁済にはあたりません)、というメリットも生じるので、任意売却をお考えの方は、事前にご希望をご相談下さい。

≪ 借金・債務整理Q&Aトップに戻る