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過払い金があるケース | 再生破産相談室(大阪市北区西天満)

過払い金があるケース

ホントのところどうなの?過払い金~④事例にみる過払い金.1~過払い金があるケース

他の事務所様のテレビなどのCMで、よく「『過払い金』があるかもしれません」と流れています。そのせいか、当相談室でも、「過払い金」について、未だに大変多くのお問合せをいただいております。

「取引パターンと取引期間」を読んでいただいた方は、「でもよくわからないから、過払い金が出ている事例を見てみたい」と思うでしょう。

ここでは、そうした方へのご参考までに、実例をもとに新たに作成・編集した事例データをもとに、過払い金があるケースについてお見せしたいと思います。

※過払い金については、「過払金」とも表記することがありますが、読みやすさのため、以下「過払い金」の記載で統一します。
※取引履歴データは、実例を参考にして新たに作成・編集したものです。実際のものとは異なります。
※計算は、アドリテム司法書士法人作成のソフトを使用させていただきました。

本記事で学べる内容

①過払い金がある事例を見て、過払い金の実感を得ること
②自分のパターンと比較すること

①「借りたり返したり」~過払いまで7~8年~

「借りたり返したり」~過払いまで7~8年~

※取引履歴データは、実例を参考にして新たに作成・編集したものです。実際のものとは異なります。

■元金50万円程度がずっと残っているパターン

このモデルケースは、途中で借り増しをしており、返済額も途中から上がっています。

一番多いパターンは、上の計算表のように、借り始めから7~8年程度取引をしたのち、過払い状態になるケースです。

契約上では、途中まで借金の元金が50万円程度、場合によっては100万円くらいまで上がってなかなか下がらず、最後の方に、金融会社から「もう貸せない」などと言われて返済だけを繰り返し、やっと30万円程度にまで下がっているケースがよくあります。

ところが、引き直し計算をしてみると、借り始めからおよそ8年で過払い金が発生し、その後はずっと過払い状態であることがわかります。

このモデルケースでは、最終的に80万円を超える過払い金が発生しました。
”グレーゾーン金利”で10年以上の取引で、このような過払い金が発生する事例はよくあります。

②真面目に返済をした場合~過払いまで3年半~

真面目に返済をした場合~過払いまで3年半~

※取引履歴データは、実例を参考にして新たに作成・編集したものです。実際のものとは異なります。

■元金50万円を返済一辺倒

このモデルケースでは、当初の貸出枠いっぱいの50万円を借り、途中少し借り増しはしたものの、ほとんどの取引が、返済だけを真面目にしていた事例です。

途中まで、毎月最低20,000円以上、多いときは50,000円以上返済しています。

このような場合、3年半で過払い金が発生しています。

このモデルケースでは、取引から6年で10万円ほどの過払い金が発生していました。

このように、借り入れの回数よりも、返済回数の方がはるかに多ければ、過払い金が発生するまでの期間は短くなります。反対に、過払い金の金額は少額になります。

過払い金は、”グレーゾーン金利”を多くの回数、長い年月を支払う方が、金額が多くなるのです。

③最後に一括返済~過払いまで6年~

最後に一括返済~過払いまで6年~

※取引履歴データは、実例を参考にして新たに作成・編集したものです。実際のものとは異なります。

■元金50万円程度を借りたり返したりで6年

このモデルケースでは、途中で借り増しを繰り返しつつ、返済も繰り返すというパターンです。

契約上では、6年経っても借金は50万円近くありましたが、利息制限法での引き直し計算ではあと僅か、というところまで来ていました。

そこで、契約上の残額を最後に一括返済すると、そのほとんどが過払い金になってしまったのです。

6年で過払いまでもう少しという状態になっていたのは、毎月の返済が25,000~30,000円と少し高めだったからです。

このように、返済する期間が長くなっていた場合、一括返済によって完済すると、そのまま過払い金になってしまうことがあります。

④カード会社の毎月一括返済~過払いは毎月末~

カード会社の毎月一括返済~過払いは毎月末~

※取引履歴データは、実例を参考にして新たに作成・編集したものです。実際のものとは異なります。

■カード会社での毎月一括返済

このモデルケースでは、カード会社でキャッシングする際、毎月一括返済を選択しています。カード会社によっては、契約として一括返済の方法だけで許可することもあります。

この場合、毎月過払い金が出ますが、それは、毎月の”グレーゾーン金利”分だけが過払い金として発生するからです。

そして、また新たな借り入れの際に差引され、毎月過払い金が少しずつ大きくなる、という訳です。

このパターンでは、長年取引があっても、過払い金が大きくならず、数万円にとどまるケースがほとんどです。

⑤多額の過払い金その1~過払いまで9年~

多額の過払い金その1~過払いまで9年~

※取引履歴データは、実例を参考にして新たに作成・編集したものです。実際のものとは異なります。

■途中、大きな借り増しを経て、多額の過払い金が発生

このモデルケースは、思ったよりも多く見られるものです。
このモデルとなった方は、年利29.2%での借り入れに対し、毎月50,000円から70,000円という比較的高い金額の返済を真面目に行い、途中で借り増しを行っていました。

しかし、途中で100万円単位での借り増しを行っています。
これが、「過払い金返還請求」で述べました、「貸し込み競争」というものです。

このモデルとなった方は、当時の金融会社から見れば、一回の返済は、個人としては高額で、しかも返済を全く怠ったことがなかったのですから、利息をたくさん支払ってくれる「優良顧客」です。

このような方には、金融会社は、貸出枠を広げ、より借り増しをしてもらっていたのです。そのせいで、過払い金が発生するまでの期間が9年と長めになりました。

■途中で引き直す利率が変化するケース

このモデルケースでは、利息制限法での引き直し計算にも特徴があります。

途中借り増しを行った際に、借金の元金が100万円を超えています。この場合、最高裁判例で、一旦100万円を超えた以上は、それ以後は、返済が進んで100万円を割り込んだとしても、引き直し計算では利息制限法の定める15%によることになっています。

パターン①その他のケースでも、借入残額は多くて数十万円であるため、引き直し計算では18%です。パターン④のカード会社の場合、10万円以下であることも多いので、20%による引き直しとなります。

同じ29.2%でも、引き直し計算の利息が低ければ、利息制限法との差である”グレーゾーン金利”が結果的に大きくなる(18%なら11%あまり、15%なら14%あまり)ため、過払い金も大きくなるのです。

このモデルケースでは、最終的に元金と利息合わせて350万円以上もの過払い金が発生していました。

パターン⑥多額の過払い金その2~過払いまで4年~

自主的に引き下げたケース

※取引履歴データは、実例を参考にして新たに作成・編集したものです。実際のものとは異なります。

■昭和からの借り入れでは、”グレーゾーン金利”が違う

このモデルケースでは、昭和62年(1987年)からの借り入れとなっています。

内容を見ると、パターン①とさして変わりません。ですが、過払い金が発生するまでの期間は、ほぼ半分の4年です。一体何が違っていたのでしょう?

これは、昭和62年当時、この金融会社の貸出金利が39%を超えていたからです。

「過払い金のしくみ」でも述べました通り、出資法の金利は、昭和62年当時54.75%でした。当時の大手消費者金融では、40%前後で貸し出ししていましたので、”グレーゾーン金利”(利息制限法18%との差)は何と20%分!

つまり、29.2%の場合の11%とはほぼ倍違うため、同じような取引を行えば、大幅に短い期間で過払い状態になってしまうのです。

■長期では過払い金への利息も大きくなる

このモデルケースでは、さらに過払い金に付く利息も問題になります。

詳しくは別に述べることにしますが、ほぼ全てと言っていいケースで、過払い金が発生したときから民法の年利5%を付けなければなりません。

このケースでは、最終的には元金が330万円余り、金利も80万円以上合計410万円以上の過払い金になりました。

まとめ

いかかでしたでしょうか?

過払い金は、誰にでも発生するものではありません。”グレーゾーン金利”で、ある程度の期間、返済していたことが必要です。

「平成22年よりも前に、どれだけ取引があれば良いのか?」について、具体的なイメージが持てると思います。

契約時期や期間、支払額によって、一様に過払い金を計算することが不可能であることがお分かりになると思います。

長い年月、返済し続けている方は、いつ契約したのか、契約の最初にどんな利率で借りているか、支払はどんなものだったか、もう一度確認してみるとよいでしょう。

過払い金の基本

①過払い金は、ある程度の期間、返済しなければ発生しない。
②過払い金は、借りた人それぞれによって全く異なる結果となる。

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